こんばんは。OMOIYARI PLUS ONE Job Trainingの森です。先週末の雨で一気に季節が進みそうです。空気も乾燥しますので感染症には十分気をつけたいですね。

今年の秋は阪神なんば線ダービーで盛り上がった関西地方。日本シリーズは最終戦までもつれましたが、阪神タイガースに凱歌(がいか)が上がりました。

リーグ優勝の時も日本シリーズ優勝の時も胴上げとともに宙を舞ったのが背番号24、今年の7月28歳の若さでこの世を去った横田慎太郎選手のユニフォームでした。

今年の3月、某大学病院に「もう手の施しようがない」と告げられ、神戸市内の緩和ケア専門の施設に転院した横田さん。たまたまこの緩和ケア施設で私の妹が看護師として勤務していたこともあって、改めて横田さんのこれまでや今を知るきっかけになりました。

妹いわく「絵に描いたような好青年」だった横田さん。ご両親は病棟近くのウィークリーマンションを借りて付き添いに当たっていたそうです。横田さんも言葉が出る日は看護師さんに「お疲れさまです」という労いの言葉をかけてくださったり。

そんな闘病生活に突然の別れの日、横田さんはご両親がお休みに戻られた深夜に息を引き取られたそうです。いろんな人に悲しい顔を見せたくない…という横田さんなりの思いが時間に現れたのかなぁと思いました。

故郷鹿児島に戻る前、横田さんの棺が甲子園球場に立ち寄ったそうです。亡き盟友の思いも背負って勝ち取った38年ぶりの日本一、阪神タイガースファンの皆さん、本当におめでとうございます。