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こんばんは、Job Training尼崎の森です。
急に季節が進み、朝晩の寒暖差が大きくなりました。体調を崩すことのないよう深まっていく秋を楽しみたいものです。
私が大学を卒業して初めて就いた仕事は子ども達の生活施設でした。施設の所在地は小さい集落だったので、7年間施設内に住み込みながらいろんな行事に地域の子ども達と一緒に参加させていただきました。
秋のこの時期はだんじり祭りです。昭和末期〜平成年代最初は学校も土曜休みは隔週(第二、第四土曜日)だったのですが、この地域は祭りの土曜日(しかも第一週)は休校日になるほど祭りに賭ける熱は相当なモノでした。土曜日の朝の地車宮入りから日曜日の夜、地車が入庫するまでどっぷり祭りに関わることに最初は「何でやねん?」という思いで参加していましたが、はっぴや腹当て、地下足袋など衣装を揃えたりしながら何年も参加してるとすっかり地車野郎に変貌、あの雰囲気はたまらないものがありました。
地車は基本、真っ直ぐにしか走らない仕様になっていて、アレを高速で辻回しするいわゆる「やり回し」は相当な危険が伴います。毎度毎度、祭りが終わるたび「事故がなくてよかった」と胸を撫で下ろしたのも今ではよい思い出です。
古くなった地車を新調しようとなると億単位のお金が動きます。そんな町の宝であるケヤキの神は10月中の毎土日、泉州地区の至る場所で曳き廻されるのです。