こんにちは。Jobkids宝塚の古河です。

暑い！夏本番ですね。大雨で大変な地域もあり心配ですし、コロナ感染も増える中、皆様お身体を大切にと願うばかりです。

わたしは児童部門がメインですが、就労の利用者の皆様とも接する機会があります。しかし、お仕事を伝えたりはできないのでただ見守って居るだけですが、そんなある日、お仕事中お部屋に少し入ることがありました。いつものように手を振ってくれて笑顔で歓迎してくれました。

「お仕事のことはわからないので、ただお部屋に居るだけで申し訳ないです」と伝えたとき、「居てくれるだけで安心する」といってくれた利用者さんがいました。

子どもたちもそうですが、「安心」できる場所や「安心」できる人が居るという事は、本当に大切なことだと思い保育士を目指し、これまで子どもにかかわる仕事をし続けてきましたが、改めて自分自身にとって安心できる場所はあるのか？人はいるのか？を考えてみました。　　う・・・ん？　　ないぞ？（笑）

思い出したのは幼いころのこと。家庭的に厳しい環境に育った私にとって近所に住んでいた今は亡き祖母の存在は「安心」できる場所であり、人だったと思い出しました。

家庭でも学校でもいやなことがあると、逃げ込んでいました。どんな話でも否定をしないし、説得もしない。泣いているときは背中をトントンしながら「がんばった。がんばった」や「大丈夫。大丈夫」の言葉。

些細な言葉かもしれませんが、きっとこれが安心に繋がり、どんなことも乗り越えられてきたような気がしました。

普段あまり意識していませんが、ふと振り返ると・・・自分の育った環境をしみじみ感じたひと時でした。そして、祖母のように包み込める器を持てる人になりたいです。

さっ！感謝を伝えに、お墓参りに行こう♪っと。