10月に入り、あれだけ暑かった夏の気候もすっかり和らぎ、
気持ちの良い秋の訪れとなりました。
毎日お疲れ様です。OMOIYARI PLUS ONEの片山です。
毎日が本当に目まぐるしく過ぎて行き、気がつけば今年も残り
3カ月です。
年初に企てた今年の目標が、果たしてできているだろうかと、
自分自身で自問自答する今日この頃です。
さて、私が主に事業所で携わっているJob Kids尼崎では、尼崎
西事業所を含め、6名の入所、又は入所予定があります。
送迎を含め毎日が活気に溢れ、充実したカリキュラムに向けての
支援の充実さを改めて感じている現状です。
そんな中で先日のカリキュラムでは、私自身初めて担当させて頂く
「生活訓練SST」の一環として文字練習を実施しました。
主に高学年のKids生が対象になりますが、内容は『将来に向けて
履歴書が書けるようになる』ことを目標にしたものです。
そのためには、自分の名前、生年月日は勿論のこと、家族構成や
住所、或いは得意なこと、苦手なこと等を自分自身で認識した上で
文字にしなければなりません。
当日は「字を書くこと」に対して慣れていないせいか、空白の
項目は何か所かありましたが、それでも最初の私からの注意点を
把握して、全員が「自分自身のこと」を書き終えました。
その後、一人づつ自己紹介を兼ねて発表して貰いましたが、中学
2年生のT君の発表時に一カ所だけ気になるところがありました。
発表前に事前に目を通していたところ、「今、悩んでいること」の
項目に「学校でいじめられること」と書いていたのです。
これにはある種の衝撃を受け、T君には『ここは発表しなくていい
から』と思わず指示してしまいました。
今、世間で問題になっていることが、身近でそのような思いをして
いる子供たちがいることに憤りを感じました。
事業所では屈託なく、明るく過ごしている子供たちのそんな悩みを
文字練習のカリキュラムから発見した形です。
学校で起こっている事に対しては直接見守る事はできませんが、ふと
一つの詩を思い出し、何かの形で伝えたいと思っています。
『何度も何度も傷つけられたら相手を紙やすりだと思えばいい・・
多少擦り傷は受けれど自分はピカピカになり相手はそのうち使い
ものにならなくなる』
カリキュラムを担当しながら、自分がカリキュラムを受けている
ような一日でした。
株式会社 OMOIYARI+ONE ————————-
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