1月も目まぐるしく過ぎたような気がしつつ2月を迎えました。
毎日寒い日が続きますが、昨日は”立春”で春が来るのを待ち
遠しく思う今日この頃です。
毎日お疲れ様です。OMOIYARI PLUS ONEの片山です。
最近はインフルエンザの横行で、各学校では学級閉鎖もある
よう状況ですがJobKidsの子どもたちは元気に登所しています。
そんな中、先日の尼崎西のカリキュラムの一コマで大変驚き
感心することがありました。
カリキュラムの内容は、10枚のカードを順番に見せた後に
その記憶力を試すクイズ的な内容でした。
カードにはちり取り、色鉛筆、バケツ、ガムテープなど生活に
身近なものが描かれています。
小学生ですからあまり高度な内容では・・と思い10のカードを
見せた後、「5番目は何のカードだった?」と聞いたら即答で
「〇〇です!」と正解の答えを言いました。
私の担当は小学校の比較的高学年の4名でしたので質問の内容も
少しづつハードルを上げ、最後は「2番目と6番目と9番目は?」
と難問とも言える3つのキーワードにもちゃんと正解したのです。
この形で5回ほどの質問にも間違うことなく全て正解したのは
本当に驚きです。
質問しながら4人の児童をよくよく見ていると、10枚のカードを
見せている段階でその順番を覚える工夫がそれぞれ違っている
ことに気が付きました。
目を瞑って懸命に順番を覚えようとしている児童、カードに
描かれているものの頭文字を記憶している児童、指を折って
自分ながらに工夫して覚える児童など様々です。
その日のカリキュラムの内容や方向性は一つですが、それに
応えようとする子供たちの考え方はいろいろあることに気が
付きました。
カリキュラム以外でも何かを導こうとするとき、その児童に
合った方法で支援することによって、できなかったことが
「できた!」に繋がるのではないかと感じる日となりました。