JobKids：尼崎西の髙村賢二です。平日の午前中はJobTrainingで働かせて頂いています。先日のパットの入れ忘れのことで私自身も振り返りました。同じ繰り返しの作業の中で、無意識のうちにでもふっと気が逸れることで、ひとつの工程が抜けてしまうことがあると私自身感じることが多くあります。それまでは当たり前に出来ていたことが別の事に気を取られてしまうと、突然あれ？これ今までどうやってやっていたんだっけ？とこれまでできていたことがむしろ不思議にすら思われることがあります。というのもある研究者の方が話されることには、「同じ動作が繰り返される作業においては、次第に頭の働きを休ませて、身体が自動的に作業動作をリプレイさせようとする」とのことなのだそうで、どうやらそのように人は出来ていることは改めて考えますと不思議なことだと思います。少し話が脱線してしまいましたが、頭の働きを休ませようと無意識が働くことは、繰り返しの作業の難しさの一端を証明しているのではないかと思います。だからこそ、たくさんの目で手で確認が必要なのだと思いました。梱包をほどき、ひとつひとつ手順を遡る。ひとつひとつ手で確かめ目で確かめる。そのように手順をないがしろにすることなくひとつひとつに向き合われている皆さまは、本当に凄いとパワーを頂きました。昨今の時代の趨勢として効率化ばかりが求められ、見失ってしまっていたものを、改めて気付かせて頂きました。有難うございました。

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