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こんにちは。OMOIYARI PLUS ONE宝塚の遠藤です。
いよいよ、今年最後の月ですね。それに因み、今回は「最後」にフォーカスしてみます。
コチドリという鳥をご存知でしょうか。この鳥の天敵はイタチやヘビです。これらの天敵がコチドリの巣に近づくと、親鳥は天敵の前に飛び出して、ケガをしているフリをして相手の注意を引くそうです。敵は「お、こいつ、弱ってるから簡単に捕まえられるぞ」と、そんな親鳥に向かいます。こうして親鳥はおとりとなって敵を巣から遠ざけるわけです。
巣に居るヒナを守るための親鳥のこの行動は「擬傷」と呼ばれるそうです。擬傷を行って、うまく敵を騙して逃げ切ることもありますが、残念ながら敵に食べられてしまうこともあるそうです。自分の身を犠牲にしても、子どもたちを守ろうとする親鳥。何かを守って人生に終わりを告げる生き物の物語は、今年感動したことの1つとして、心に残りそうです。