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こんにちは、Job Training尼崎の森です。15日間に渡り熱戦を繰り広げてきた甲子園の高校野球選手権は仙台育英学園高校が優勝。東北地方に初めて深紅の大優勝旗が渡りました。
22日に行われた決勝戦、優勝を果たした仙台育英の須江監督へのインタビューが今、反響を呼んでいます。3年生へ一言と問われた後の回答です。
「入学どころか、おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて。高校生活っていうのは、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とまったく違うんですね。」さらに「青春ってすごく密なので。でも、そういうことは全部ダメだ、ダメだと言われて。活動しててもどこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも、本当に諦めないでやってくれた。(中略)でも、全国の高校生のみんなが本当によくやってくれて。どんな時でも諦めないで暗い中でも走っていけたので。全ての高校生の努力のたまもの。ただただ、最後、僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらな思います。」と結び、満員のスタンドからは大きな拍手が沸き起こります。
コロナ禍で失われた歳月は帰ってくることはありませんが、それでも諦めずに前を向いて努力を続けてきた30代の若い指導者さんの言葉に感銘を受けました。それも自分のチームだけでなく、全国へ向けたメッセージというのが素晴らしいではありませんか。
人と関わる仕事をする私たちにもヒントや勇気を与えてもらったような気がしています。これからも諦めないで前向いて行きましょう。