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こんにちは。OMOIYARI PLUS ONE宝塚の遠藤です。
普段から、子どもたちには、わからない漢字に出会った時は辞書で調べるように言っています。今回はその辞書に関して、面白い発見がありましたので、述べてみます。
新明解国語辞典が、お家にありましたら、手に取ってみてくだい。言葉の説明にまず惹かれます。例えば、「おこぜ」の説明に“うまい。”と、思いっきり主観が入っています。「ごきぶり」の欄には“さわると臭い。”とあり、突っ込んだ解説だな、とおかしくなりました。
使われている例文に、笑ってしまうものもあります。「こそこそ」の例は、“運動会や遠足を欠席して家でこそこそ勉強をする”で、なかなかリアルです。また、「とうさん」(父さん)の例は“うちの父さんときたらしょうがないのよ”です。受けを狙っているとしか思えません。
そして最後に、「どくしょ」(読書)をご紹介しましょう。“現実の世界を離れ、精神を未知の世界に遊ばせたり…”などの説明の後に、“寝ころがって漫画本を見たり、電車の中で週刊誌を読んだりすることは勝義の読書には含まれない。”と!…何か、背筋を伸ばされたような気がしました。
辞書の世界に浸り、お気に入りの表現を見つける夏休みも、乙なものではないでしょうか。