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OMOIYARI PLUS ONE宝塚事業所の福﨑です。
皆様はランドセルに、車輪のついた2本の棒やベルトなどの部品を取り付けることで
キャリバックのようにコロコロ運ぶことが出来る商品「さんぽセル」をご存知でしょうか。
小学生が毎日重いランドセルを背負うことで引き起こされる
ランドセル症候群を解決しようと開発されたものですが、
インターネット上で
「これを開発した人は子どものことをわかっていない」「体のバランスが悪くなる」
「重いものを背負って歩くから下半身が鍛えられる」「子どものころから楽をしない方が…」
という様な批判コメントが多かったと言います。
しかしなんと
この「さんぽセル」を開発したのは小学4年生!
多く寄せられた大人からの批判コメントに対し、
「体のバランスが悪くなるのは、ランドセル症候群の症状です。
僕たちはそれを解決しようとしているんです。」
「もし灯油缶を毎日遠くまで運ぶなら、大人は軟弱にならない為に背負いますか?
タイヤで運ぶと思う。それと同じだよ!」
と返信していました。
多くの人が目にするインターネットで色んな意見やコメントがあるのは仕方がないことですが、
反対意見に対し、子ども達が自分の思いをしっかりと発信していることに関心せざるを得ませんでした。
商品の開発にあたって仲間たちと話し合い、真剣に取り組んだからこそだと思います。
子どもたちのインターネット使用に関しては、よく教育現場でも問題に上がりやすい事柄ですが
こうして子どもたちが、自分たちの身の回りについて興味を持ち調べ、発信できることはとても素敵ですよね。
子どもだから、大人だからではなく多様性を認め合いながら、
自分たちが生きていくこれからを良くしていける社会でありたいですね。