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こんにちは。OMOIYARI PLUS ONE宝塚支社の遠藤です。
今から40年程前に、「生きとし生けるものは、全く同じ遺伝子暗号を使って生きている」ということが発見されました。そして、生物の遺伝子の基本的構造は全部一緒ですが、それぞれの環境や刺激によって、個々の遺伝子がONになったりOFFになったりしてパーソナリティが確立されていく、ということもわかりました。
例えば、100メートルを10秒で走れない人は、その必然性のある環境で育っていないので、俊足関連の遺伝子がOFFになっている、と考えられるそうです。
更に特筆すべきことに、同じ生きるのならなるべくたくさんの遺伝子をONにしたいところですが、遺伝子には良い遺伝子と良くない遺伝子があるそうなので油断なりません。上記のような遺伝子や、勤勉だ、粘り強い、穏やか、などは良い遺伝子としてカテゴライズされますが、怠け者、すぐ諦める、など良くない遺伝子も存在するのだとか。
では、良い遺伝子だけをONにするのはどうすればいいのでしょうか。1つの方法として、ある遺伝子研究者は「感動する」を勧めています。感動すると、良くない遺伝子は眠り、良い遺伝子が活性化する…!この情報を活かさない手はありません!
子どもたちの顔が思い浮かびます。程よい刺激を心掛けて感動できる環境を整えれば、皆の良い遺伝子がパカッ、パカッと開いていくのです。感動を巻き起こす、という壮大な課題が、私にぐんぐん迫ってくるのを感じています。