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OMOIYARI PLUS ONE宝塚センターの真方です。
お盆休みがもうすぐやってきます。
お盆になると母は、お仏壇にお供えをするぼた餅を半日がかりで手作りしてくれていました。
もち米を炊いておひつに移し、綿棒で軽くもち米をつぶす。こしあん派の母は、さらしの袋に餡を入れて汗だくになりながら水分を切っていました。あんこがたける頃には、台所が甘い匂いに包まれ、幼い私は、何をしていても台所にあしが向いていたようです。母は、あんこの味見という大役を私にさせてくれていました。出来立ての優しい甘さのあんこの美味しさを今でも忘れることが出来ません。
その母が、亡くなってもう14年が経ちました。母のぼた餅を想いだすたびに心がほんのり柔らかく温かくなります。
子ども達が大人になり、記憶の風景をたどる時、Job Kids宝塚が温かく優しい風景になれれば嬉しいなと思っています。