こんにちは、OMOIYARI PLUS ONE 尼崎の磯尾です。

先日、久しぶりに尼西の教室に早く入る機会があり、小学校の小さな子どもたちとカリキュラムが始まるまで長く遊ぶことが出来ました。その日は子どもたちが電車ごっこをし始め、私もお客さんとして一緒に参加しました。

思い返してみれば、私の人生で電車ごっこなんてしたことなかったような気がします。その電車ごっこが思いがけず楽しくて、自分でもびっくりしました。子ども達の突拍子もない発想にはいつも心の底から笑わせられます。私が電車ごっこをするなら、車掌を決めて、お客を順番に整列させて乗らせ、知っている駅を順番に回ることするくらいしかしないでしょう。でも子どもたちは、尼崎駅の次は火星に行ってみたり、火星は熱くて生き残れないから、次は寒い北極に行くと言ってみたり。私を色んな所へと連れていき、その度降ろされたり、乗せられたり、いろんな命令をされ、また私が支援員として言うことに、柔軟に従いながら電車ごっこをしてくれました。

他の時も、子どもたちは様々なルールを自分で作りながらゲームをします。車の中でよくするしりとりも大笑いです。私なら絶対負けないように「ん」がつかないようにしますが、一人の子は「ん」がついて負けるのが好きなようで、いつも「ん」がつく言葉を探しています。別の子は、いつも新しい言葉を考えて言ってくれます。ゲームに勝つとか負けるとか、そんな発想はなくて、自分の好きなように、わくわく楽しくやることが小さな子供たちは得意なのかもしれません。

Job Kidsでは、こうやって子どもたちと一緒に話し、遊び、心から笑い、時には子どもたちよりはしゃぎながら過ごしています。そして、子どもたちの楽しそうに笑う顔を見たり、一緒に話したりするのが、何よりもの喜びで幸せな瞬間です。

子ども達がいつまでも楽しく笑っていられるように、私の型にはまった考えを押し付けず、彼らの創造性を奪うことなく、彼らの発想を活かしながら上手に支援できるようになれたらなと思います。