寒中お見舞い申し上げます。いかがお過ごしでしょうか。Job Kids の西谷です。
保護者のみなさまの願いは共通して、お子様が健康で人と支え合い社会参加しつつも自立的に生活してほしい、というものだと思います。
ジョブキッズでは、コミュニケーションや自立のためのスキル(パソコン等)そのものをテーマにしたカリキュラムもありますし、また、いずれのカリキュラムも活動の中でそれらを養えるように意識しています。
私は主に、作業練習やダンスを担当することが多いのですが、身体・手足・指先を動かすことから、みんなの可能性を広げたいと思いながら取り組んでいます。
例えば、作業練習の季節の壁画作りでは、毎月季節をテーマに教室の壁面装飾物を制作しています。
1月は、神社風の壁紙に福笑い絵馬やおみくじを作り飾りました。
福笑い絵馬は、福笑いと絵馬をミックスしたもので、表に牛さんの顔を作り、裏には今年の夢や希望を書きました。みんな嬉々として夢を書き込んでいました。
指編みマフラー作りもしました。
指だけで毛糸一玉をマフラーに編み上げました。
最初の編み目を作るところは苦心しましたが、スイスイ編んで完成させ首に巻いて帰った人も。
時間内にできなかった人も、冬ならではの毛糸の温もりに触れられました。
ダンスでは、YouTubeで人気の「45秒で何ができる?」を踊りました。
わずか45秒間のダンスですが、本気で踊れば身体が鍛えられます。
45秒のポーズ(体幹、手足をピーンと伸ばした姿勢)をキープしてみると、「いたーい」と言う人もいましたし、「まだまだいける」とがんばる人もいました。
身体、手足、指先を思いっきり動かすのは楽しいことです。
そして、身体を使うことにどんどん慣れると、自分なりにうまくコントロールできるようになります。
そうすると、「できる」が増え、生活の場面場面が活性化され豊かになります。
2月も、節分の日には手作り鬼のパンツでダンスや豆まきしたり、下旬にはひな祭りに向けて壁画作りをする予定です。
このように、ジョブキッズでは支援員がカリキュラムを工夫して多数ご提供しています♪