こんにちは。(株)OMOIYARI PLUS ONE宝塚センターの藤井です。
朝晩とだいぶん涼しくなり、秋を感じる季節となりました。
今回は、今が旬のいちじくについて調べてみました。
いちじくは食物繊維が豊富に含まれており、なかでも「ペクチン」という水溶性の食物繊維が多く含まれています。ペクチンは腸の働きを刺激してくれるので、便秘気味の時に積極的に摂りたい栄養素です。
次に、いちじくに含まれる消化酵素「フィシン」は、いちじくを切った際に見られるミルクのような白い液体に多く含まれており、主にタンパク質の分解をサポートする働きが期待されています。
ローストビーフなどの肉料理や魚料理の付け合わせにすれば、見た目も華やかなひとさらになるうえ、消化がスムーズに行われるので食後の胃もたれ対策にもなります。
いちじくは、胃腸の調子が悪い時も心強い味方になるようです。
また、いちじくの赤い色素成分である「アントシアニン」は、抗酸化力が非常に高い栄養素です。
秋は、残暑に受けた強い紫外線や気温の変動などにより身体にたまった疲れが出やすい時期です。急激な気温と湿度の低下で肌の乾燥も気になります。
いちじくには”抗酸化ビタミン”と呼ばれる「ビタミンE」も豊富です。季節の変わり目の細胞老化を防ぎ健やかな状態に保つためには、抗酸化作用の高い食材を意識して摂り入れることが大切です。
いちじくには、細胞内の余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがある「カリウム」も豊富です。
むくみが気になる時や、血圧にも良い影響があるようですので、積極的に取り入れたい食材と言うことがわかりました。