こんにちは!Job Training尼崎の梶谷です。
もうすぐバレンタインデーですね!
大切な家族や友人、日頃お世話になっている方にチョコレートを贈られる方も多いのではないでしょうか?
今日はそんな愛の日にちなんで少しこんな話をしたいと思います。
この絵本をご存知でしょうか?
私は幼い頃何度も読み、今でも大好きなお話です。この物語の主人公は「ねこ」
ねこはある時は戦争の上手な王様、ある時は船乗り、ある時はサーカスの手品使い、その他にも泥棒、ひとりぼっちのおばあさん、小さな女の子と幾度も死んでは生まれ変わり可愛がられ大切にされましたがどの飼い主も大嫌いでした。飼い主は皆、ねこが死ぬととても悲しみ泣きましたがねこは死ぬことなど怖くありませんでした。
ある時ねこは誰のねこでもありませんでした。
初めてねこは自分のねこになります。
「おれは100万回も死んだんだぜ」
立派なノラ猫に生まれたねこにはみんながお嫁さんになりたがり、色んなプレゼントで気を引こうとします。
でも心は動かないまま。
ねこは何より立派なノラ猫の自分が大好きだったからです。
ところが、たった一匹見向きもしない白い美しい猫に恋をします。
そして白い美しい猫のそばでたくさんの可愛い子猫たちにも恵まれます。
ねこは白い猫と一緒にいつまでも生きていたいと思います。
ある日おばあさんになっていた白い猫はねこの隣で静かに動かなくなりました。
ねこはその時初めて自分自身が悲しみ泣くのです。
100万回も泣きました。
泣いて泣いてやっと泣き止んだ後、ねこは白い猫の隣で静かに動かなくなります。
そしてもう生まれ変わることはありませんでした。
「生」と「死」または「愛」について考えさせられる素晴らしい絵本です。
この絵本を大人になって読み返してみると幼い頃に読んだ時とはまた違った感じ方をすることに気付きました。
愛を知って初めて『生きる』ことに意味を持つことができたんだなぁ。
そんなふうに思うのは私も誰かを愛し、また誰かに愛されてきたからでしょう。
そして今、私は自分を愛せているからなんだと。
私の大切な人たちもまた、誰かに愛されそして自分を愛せる満ち足りた日々を生きていますように…。
今年はチョコレートと『100万回生きたねこ』を贈ろうかな。
ふと、そんなふうに思っています。
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