お疲れ様です。

OMOIYARI PLUS ONE 宝塚センターの吉田です。

暖冬とは聞きますが、肌寒い日も多く、昼間に窓から差し込む日差しにホッと毎日です。

さて、今回は金銭管理のカリキュラムについてお話ししたいとおもいます。Job Kids宝塚では、教室内でゲームや買い物の模擬練習を通してお金の計算の仕方や金銭感覚を養い、そして年に数回は駄菓子屋に行き、支援員とマンツーマンで実際にお菓子を買う体験をします。

子どもたちは沢山のお菓子を前に「これも欲しいけどお金が超えちゃうなぁ」「消費税がなかったらもうもう一個買えるのになぁ」と様々葛藤しています。それでも悩んで悩んで、最後にはとても上手にお買い物し、終わったあとのその姿はとても誇らしげです。買い物後はお小遣い帳に記入します。お金がいくら減ったか、何にどれくらい使ったのか、消費税はいくらかかっているのか、自分で計算しながらお金の流れを「見える化」することで、お金はなくなるものという認識を持ち、お金の大切さを理解することができると思います。

これから成長して行く中で、お金はどんな時にも必要になるものです。また大きくなったら自分で稼ぐという瞬間も出てくるかもしれません。そんな時にお金の大切さを理解し、上手に使うことができるよう、今はカリキュラムの中で楽しみながら学べたらと思います。

「上手く買えたよ！」「こんなに沢山お菓子買えたよ！」「好きなお菓子買ったんだ！」と嬉しそうに教えてくれるこの子どもたちが、いつか自分でお金を稼ぐという日が来たら、1番最初に何を買うのだろうと密かに楽しみにしています。

こんな風に子どもたちの成長過程に、そして将来に、少しでも貢献できる仕事をさせていただけること、とても誇りに思います。これからもその誇りを胸に、様々なカリキュラムやイベントを考えていきたいと思っています。